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このブログは、Coredumpingが開発・販売している経営シミュレーションソフトであるSoftware Inc.の 攻略ブログです。
私自身がこのゲームを遊ぶに当たって、チュートリアルや攻略wikiが少なく慣れるまで大変な思いをしたため作りました。

注意:このブログは、Alpha 9 バージョンに基づいて書かれています。以前のバージョンや、今後リリースされる新しいバージョンとは内容が異なる可能性があります。

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MODの作り方3

競合他社のAIとソフトの製品名を作成する

あらすじ:前回で無事にオリジナルソフトを作れた訳ですが、競合他社がソフトを作ってくれません。それに製品名もOSのそれです。今回はそこを解決します。


ゲームを終了したら、作ったMODフォルダの「SoftwareTypes」フォルダと同じ階層に
CompanyTypes」「NameGeneratorsフォルダを新しく作ってください

競合他社のAIを設定する

例によってテンプレで済ませます。
新しくメモ帳か何か開いて以下をコピペしてください。

<CompanyType>
    <Specialization>TTS</Specialization>
    <PerYear>0.2</PerYear>
    <Min>1</Min>
    <Max>2</Max>
    <Types>
        <Type Software="TTS">1</Type>
    </Types>
</CompanyType>

これだけ
以下に各タグの説明です。



<CompanyType>
子タグ
親タグです。
<Specialization>
ソフトの名前?
ちょっと良く分からないですが、まあ無難にソフトの名前を入れておけば間違いは無いと思います。
<PerYear>
01
このソフトに関する会社が毎年創設される確率です。
デフォルトの会社は全て0.2に設定されていて、バランス良く作動しているらしいです。
<Min>
<Max>
数字
このソフトに関する会社の数は<Min><Max>の間になるように調節されます。
あんまり多いとシェア争いの難易度が上がって鬱陶しいので12で良いと思います。
<Types>
<Type>
親タグです。間に<Type>を挟みます。
<Type Software="ソフトの名前">
01
<Types>の子タグです。
この数字が小さくなるほど、競合他社はそのソフトを同時に開発してきます。
例えば、0.25と入れれば競合他社では一度に4つのプロジェクトが回る状態になります。
あんまり小さいとシェア争いの難易度が上がって鬱陶しいですし、自分の製品でカニバリを起こして自滅してしまうので1で良いと思います。


基本的にソフトの名前という部分だけ変えれば良いと思います。

設定を終えたら、先程作成した「CompanyTypes」フォルダの中に保存して、拡張子を.xmlに変えます


それでは確認のためゲームを起動してみましょう。

ここでエラーが出た方は頑張って直してください。

すんなり起動した方は、有効化して、年代を「2010」に変えてゲームをスタートしましょう。
AI社がちゃんと作っているか確かめる為ですからね。


市場シミュレーション中、左上に存在するソフトが表示されるので確認してみましょう。

作ってるけど多すぎる!
 無事作っているようです。…が多すぎです!
恐らく、開発期間が少なすぎて短い期間に量産が可能だからでしょう。

作ってない!という方はフォルダ名とファイルの拡張子が間違ってないか確認しましょう。

ゲーム内の「全製品」ウィンドウからも見れます。フィルターを使うと見やすいです。


まあ、とりあえず無事に競合他社がソフトを作るように設定が出来たので良しとします。
作りすぎ問題はあとのバランス調整のときに直します。

製品の名前を設定する


NameGenerators」 フォルダに.txtファイルを作成します(メモ帳か何かで良いです)
そこに名前ジェネレーターを書いていきます。
txtのファイル名は後で使いますから、上手いこと名前をつけてください。

仕組みは数年前、ツイッターで流行った診断メーカーみたいなものです。
startからstopまでの道を作って、その間に通ったパーツを組み合わせて名前を作ります。
道は-で指定します。道自体は日本語を使えますが、単語に日本語を使うと文字化けします

-start(A,B)とすると、-startの下に含まれる単語から1つ選んでAかBに行け、という指令になります。単語がなければ何も選びません。
そうして「stop」に辿り着くと名前が生成されます。

具体的には…

-start(接頭語,本体)
-接頭語(本体)
 Super
 Ultra
-本体(語尾,stop)
 Voice
 Text
-語尾(stop)
 EX
 SP


と、このように作るとルートは

1 start→本体→stop
2 start→接頭語→本体→stop
3 start→本体→語尾→stop
4 start→接頭語→本体→語尾→stop

の4パターンあります。
この場合、全ての単語の組み合わせは2+4+4+8で18パターンになります。(…多分。)


ループ構造でも作用しますが、名前が長過ぎると使われません。
他にも、

-start(stop)
A
B
C


のようにすれば単純なリスト形式に出来ます。



名前ジェネレーターを作り終えたら、「SoftwareTypes」フォルダに入れてあるMODのxmlファイルを開きます。
 前回の通りにソフトを作成していた場合、<NameGenerator>の部分に"OS"と書いてある筈なので、そこを名前ジェネレーターの「.txt」を抜いたファイル名に変えましょう。

今回ファイル名が「TEST.txt」だったのでTESTです。本当は他と被ったら駄目なので固有名詞の方がいいです。

それではゲームを起動して確認してみます。
エラーが出なかったらMODを有効にして起動して、他社の出してるソフトを確認してみてください。


起動した際にエラーが出たという方。
この名前ジェネレーター、中々シビアな判定なので、エラーを吐き出しやすいです。
・全角文字は使わない(日本語は勿論、スペース、括弧、記号なども半角でないと駄目)
・行間を無くす
・道と間違えるので製品名に-は使わない

などの点に注意してみて作り直してください。

文字化けした方は改行と記号とスペースに注意しましょう。


かなりMODの形が出来てきました
ただ、今のままだとバランスが滅茶苦茶過ぎてゲームの楽しさを破壊してしまいます。

次のページで実用的な難易度に調節して、SteamのWorkshopで共有しましょう!

次→ バランス調整 & Steamに公開(まだ)

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