従業員とその管理
月に$10000程度の利益を出せるようになったら従業員を雇ってみましょう。
人材管理の雇用アイコンを押します。
求人面接を行うウィンドウが表示されました。
一般能力
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役割のスキル(創業者のときに割り振ったあれです)
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専門分野
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企画開発の際必要な細かいスキル(システムや2Dなど)
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個性
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性格
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欲しい人材は専門分野は今回はとりあえず2Dにして、まずはプログラマーで。
「専門分野」と「個性」にチェックをして、予算は$800で求人をかけてみます。
ガチャ結果が表示されました。
年齢は、若いほど能力が高い傾向があるようです。また、定年退職の際にはいくらか従業員保障を支払う必要がありますし、また雇うのは面倒なので、出来るだけ若い人を選んでみましょう。
相性は、選択したチームとの性格の近さです。今はチームには創業者しかいないので、創業者との性格の近さを表していることになります。相性が悪いと能率が落ちます。
技能は大きいほどスキルが高いです。ただし平均値なので、一部の専門分野はからっきしということもあります。(実際に画像の応募者は技能は高いですが、専門分野のシステムが低いです)
プログラマーにアートや設計をやらせるつもりは無いので、見るスキルはコードだけで大丈夫です。
若く、専門分野の2Dが比較的高く、相性が良い従業員を「雇用」ボタンを押して、二人雇ってみてください。
良さげなのが居なかったら「再求人」でもう一度ガチャを回してみましょう。
余談ですが、性別や容姿を見ることは出来ません。
同じようにして、デザイナーとアーティストも求人を行って一人ずつ雇ってください。見る技能は「設計」「アート」になるので間違えないようにしましょう。
チームは創業者と同じチーム(弄ってないならCore)に配属し、
雇ったら忘れずに「役割」をそれぞれデザイナー、プログラマー、アーティストに変えておきましょう。
間違えてプログラマーとして雇った従業員にデザイナーをやらせたりしないように。
それから、創業者の役割をリーダー(すべての役割)に変更してください。
下の画像のようになっていますか?(チーム名は気にしないでください)
雇った従業員は雇った翌日から仕事をしにバスに乗ってやってきます。
さて、従業員を選択すると左下にステータス情報が表示されます。ここでは、オレンジの項目について見ていきましょう。
従業員は、
体力
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始業時には満タンですが、仕事をしていると徐々に
減っていきます。無くなると"ブラック労働"と見なされ、ストレスと能率が急落します。
これが無くならない労働時間は10時間が限度です。
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空腹
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トイレ
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時間とともに減っていきます。
低くなるとトイレに駆け込みます。 |
社交
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職場が個室やパーテーションに囲まれていたりすると早く減ります。
低くなると能率が落ちます。 |
ストレス
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異なる種類の仕事を同時に行ったり、デスマーチ(→チーム)に陥ったり、長時間労働が過ぎると急激に減少します。
低くなるほど能率が落ちていき、最終的には使い物にならなくなってしまいます。
ミーティングに参加したり食堂で食事をしたりするなどで回復します。 |
満足度
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欲求と給与が満たされていれば上限の100%になります。デスマーチに陥ったり、給料が不当だと急激に低くなり、
最終的には辞職します。 |
能率
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騒音やリーダーの素質、部屋の環境などの多くの要因によって決定される仕事の効率です。
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貴重なお金を費やして雇った従業員です。
勤め先がオフィスの皮を被ったウサギ小屋だと知られて逃げられないために、 従業員のための新しいオフィスを作りましょう。
(ウサギ小屋はまだ使うので残しておくか、端にでも移設しておいてください)
基本的には上の表の赤字を作り、青字を避ければ良いのですが、まだあなたの会社は零細企業なので社食なんて用意する余裕はありません。当面の間はお昼は自動販売機で我慢してもらいます。
それから室温と光も大切です。ろくに空気の巡らない薄暗い部屋では創業者と違って従業員の気が滅入ってしまいます。
さらに、どうやらこの世界の従業員はコーヒー休憩が大好きなようで、コーヒーを飲めないでいると能率が下がる…らしいです。
ということで、それらを踏まえた上で従業員のための最低限のオフィスを作るとこんな感じになります。(画像はパソコンが一つ足りません。)
トイレは部屋の環境を悪化させるので隔離します。
自動販売機とコーヒーメーカーとウォーターサーバーは
使用時に騒音の原因となりますので、壁で隔離します。
冷暖房は建物が大きくなったら建物全体の室温を調節出来る家具を使えば楽ですが、今のところは天井ファンとストーブで済ませます。
※冷暖房器具の性能順
照明は昼に働かせている限りは窓さえ適切に配置されていれば明るさは保たれるので
別にいらないのですが、説明のために置きました。
こんな豆腐オフィスであっても、ちゃんと従業員は仕事をし始めてくれます。
腕に自信がある人は、資金に余裕がある範囲で色々飾り付けをしてみてください。
時計や本棚、テレビ、ペンタブなどのように置くと能率が上がる家具もあります。
(反対に、ソファーなど一部の家具は置くと能率が下がります…気が緩むのでしょうか?)
従業員用のオフィスを作れたら、従業員をパソコンに割り当てます。
創業者とウサギ小屋のパソコンを選択します。(複数選択は「Shift」キーを押しながらクリック)
右クリックでリングメニューを開き、「所有権を割り当てる」を押せば、ウサギ小屋には創業者しか近寄らないようになります。
どうして創業者を他の従業員と同じ部屋にしないか、疑問に思いましたか?
実は、 役割がリーダーの者は個室を与えると、能率にブーストがかけられます。
「Own office」(自分の会社)というのは、専用の個室という意味ですね。 |
およそ50%の能率アップとなりますので、今後、他のチームを立ち上げてリーダーを任命する際は、ちゃんとした個室を与えてやってください。
また、今後の為に部屋にチームを割り当ててみましょう。
従業員用のオフィスの仕事部屋を選択して、リングメニューからチーム割り当てボタンを押して、Coreチームを割り当ててみてください。
お疲れ様でした。これで従業員のための最低限の設定は終わりです。
今度は新しく雇った従業員達と一緒に契約業務をこなして、
従業員のスキルアップとお金稼ぎに勤しみましょう。
ここで注意です。
契約業務を請ける際、「推奨デザイナー/プログラマー/アーティスト人数」の欄があったことを思い出してほしいのですが、ソフト製作においてはこの人数を超えてはいけません。
ソフト製作に関しては人海戦術で大量に労力をつぎ込めば良いという物ではなく、逆に進捗が遅くなったり、バグが膨大な量発生してしまったりします。船頭多くして船山に…というやつです。
推奨人数とは、真の意味は「その仕事に取り組むことが出来る従業員数の上限」と思いましょう。
開発中の推奨人数は、タスクから"i"のアイコンを押すと分かります。
まぁ実際は一人や二人超えた程度なら大した影響は無いのですが、大きく超えてしまうようならばチームを再編成することを考えなければなりません。
一人が複数の役割や仕事を同時にこなしてもカウントされるので、注意しましょう。
(なお、後の話になりますが、広報とサポートと研究と移植に関しては人数に比例して効率がよくなります。 )
これからは従業員を養うための給料が会社運営の主な支出となるので、無駄は省くようにしましょう。
従業員は11月になると給料交渉を行ってきます。これは吹っかけてくるという事はなく、適正賃金を要求しているので飲んでやってください。
低いと能率が著しく落ちますし、度々昇給を要求してくるようになります。
逆に高いと能率が少し上がりますが、費用対効果が良くないので殆ど使いません。
ところで…しばらく月日が経っていると、オフィスに異変が生じてくるかもしれません。
床が黒ずんできたり、家具が煙を噴いたりしていませんか?
まず床の黒ずみについてですが、
従業員が外(庭も含む)から部屋に入ると、通り道が少しずつ汚れてきます。
あんまり酷いと画面左上に警告が発せられるので、臨時の清掃業者を呼んで掃除してもらいましょう。
汚れ対策としては、
従業員がある程度室内を歩けばそこから先は汚れなくなるので、
玄関やロビー、廊下などを作って従業員を歩かせる事で仕事部屋まで汚れを持ち込ませないという手段や、
トイレ、食事などの用でできるだけ土を踏まなくても良いような建物をデザインするという手段があります。(出退勤のときはどうしようもないですが…)
汚れが酷くなると、部屋の環境が悪化して仕事の能率が悪くなります。
次に煙を噴いた家具ですが、それは壊れています。
家具の中には耐久性が設定されているものがあり、月日の経過や従業員の使用、劣悪な室温などの要因で徐々に状態が悪化していきます。
状態が0%に達してしまうと、著しく機能を失ったり、使い物にならなくなってしまいます!
例えば、照明はバチバチと激しく点滅して明るさが失われますし、トイレは詰まって使えなくなります。
トイレや冷暖房器具、照明などなら修理業者を、
パソコンやサーバー、プリンターならITサポートを。
清掃業者と同じように臨時で呼んで直してもらいましょう。
従業員と一緒に契約業務をこなしていき、
$600,000 程度のお金が溜まったらいよいよソフト開発に着手してみましょう!
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