人事部を設立しよう
このページでは、人材管理を自動化する方法について解説しています。
残念ながら従業員は会社に永遠に尽くしてくれる訳ではありません。
もしあなたの会社を不満に思えば、退職届を突き出してくるでしょう。
或いは不幸な事故や病気で死亡してしまうかもしれません。
危険だらけの人生を生き抜いたとしても、65歳を終えれば定年により退職してしまいます。
そうして職場の主戦力とも言える人材がチームから抜けてしまえば、ソフト開発に支障が出てしまいます。
プレイヤーが抜けた穴を埋める人材を雇用して、スキルを高める研修を行っても良いのですが…
このゲームには人材管理をも自動化してくれる機械が用意されています。
それがHuman Resources(人材管理)です。
人事部とも訳せます。
それでは人事部を作っていきましょう。
"チーム"ウィンドウを開きます。
"人材管理"と書いてあるタブは、その時点で人事が有効かどうかを表しています。
「いいえ」と書いてあれば、その時点では人事が有効にはなっていないということですが、設定自体は可能です。
人事を自動化したいチームの"自動人材管理"を押します。
これが設定画面です。
"使用可能"というチェックボックスは、後でチームリーダーが人材管理の研修を終えれば勝手に有効になるので、気にしないでください。
"月給"はそのチームの月給を合計したものです。
"予算"は、そのチームの月給の上限を決めるもので、予算を超えるようならそれ以上雇ったり、昇給を許可したりしないようになります。
よっぽど余裕を持っても、1人当たり$6000もあれば十分です。
"賃金の処理"は、従業員の昇給を自動で許可します。
昇給を認めないと能率が急落するので、通常は有効で良いでしょう。
"苦情の処理"は…ちょっと良く分からないです。
恐らく、従業員が何らかの不満(空腹や孤独など)を抱いた際、昇給で誤魔化すとかそんな感じでしょうか?
"役割の固定"は従業員の役割を「全ての役割」ではなく、決まったものに固定します。
これも普通は有効にしましょう。
そして、その下の"プログラマー専用"から"広報"までで、チームにどの役割をどこまで補充するかを設定出来ます。
死亡や引退で欠けても、人事が仕事をすればすぐに補充をしてくれます。
なお、()内の数値は今そのチームにいる役割の従業員数ですが、 右のボックスにそれより小さい数を入力しても、解雇をしてくれる訳ではありません。
「デザイナーを雇いたかったのに間違えてアーティストを雇っちゃったよ~」というようなことのないようにしましょう。
"好適な年齢"は補充する人材の大体の年齢を指定できます。
勿論若いほうが定年まで遠いので長く働いてくれますが…
ただ、この画面から従業員を雇うと、スキルは高齢な方が高い傾向があるようで、若すぎると教育をする手間がかかります。
私は25歳くらいを雇いますが、雇ってから成長させるか、即戦力を雇うかはお好みでいいでしょう。
"研修"のスライダーは、現在の仕事に関わる従業員のスキルがこのスライダーより低いと研修に出します。
例えば2Dソフトを開発するには2Dのスキルが必要ですが、その際に2Dスキルが低ければ2Dの研修に出してくれます。
研修は通常はチームから一人ずつ行かせます。 もし複数人を同時に行かせたい場合はその下の"研修制限期間"から設定します。
"研修制限期間"は研修のインターバルを月数で設定します。
0だと研修から帰ってもまだ研修の必要があればすぐに研修に向かいますが、正の数だとその分研修を行いません。
負の数にすればチームの複数の従業員を同時に研修に出します。その分現場はスカスカになるので、プロジェクトを回してるときは注意してください。
一例として、サポートチームの設定を作ってみました。(今はリーダーしかいません。)
そうそう、仕事部屋に人数分のパソコンとミーティングルームを用意しておくのを忘れないでください。
これでどのように人材を管理するかを設定できました。
後はこいつを有効化しましょう。
チームのリーダーを選択して、研修画面を開きます。
"人材管理"を選択して、研修に向かわせてください。
後はリーダーが研修から帰れば、勝手に先程の人事設定が有効化され、自動で雇ってくれるようになります。
人材管理の自動化についての解説は以上です。
ただし、リーダー自身が死亡や引退で居なくなってしまうと、それを補充してくれる人は居ないので、プレイヤー自身がリーダーを補充して人材管理の研修を受けさせてください。
人事が居なくなっても設定は生きているので、すぐに新しいリーダーが人事を引き継いでくれるでしょう。
プロジェクトと人事部を作れば、あなたの仕事は随分と楽になるでしょう。
頑張って理想の会社を作ってください!
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